こんなニュースが話題に。
 プルトニウム排出する薬剤承認へ 厚労省部会
2種類出てるんだけど、どっちも静注(点滴)して製剤中の金属(カルシウムや亜鉛)と置換する形で重金属(ウランとかプルトニウムとか)を尿中へ排泄する作用があるって。
ってことは、血液中のイオンバランスが崩れるってことだろうから副作用かなり強そうだね(成分献血の抗凝固剤でカルシウムの分量がちょっと変わっただけでしびれ感が出ることあるけど、それの比じゃないだろうし)。
記事には「原発事故などで放射性物質を大量に吸い込んだり、傷口から入り込んだりしてしまった時に使われる。」ってあるから余程の事がないと使われなさそうだけど。
 
ここの記事に出てる放射性セシウムの除去剤の方は去年の10月に承認が降りてたんだね。
ここ(pdfファイル)の説明文には「放射性セシウムは、原子力関連施設における廃棄物などに含まれているために、災害時において被ばく原因となるリスクがあります。また、医療用(癌治療の放射性線源)や工業用(滅菌や測定)などに広範に使用されている放射性同位元素のひとつです。」ってあるから、この申請をしたときには3月の事故のことは予想外だったんだと思うけど。
それでこっちは経口剤なんだろうね。