今日の行き先。

配布パンフより
「The Lover 恋人」
訳:喜志哲雄 演出:新見真琴
出演:花木さち子(セアラ)・河野国泰(リチャード)・伊藤正寛(ジョン)
「The Collection コレクション」
訳:喜志哲雄 演出:吉岩正晴 演出助手:伊藤正寛
出演:川口啓史(ハリー)・古坂るみ子(ステラ)・山中誠也(ジェイムズ)・高橋和久(ビル)
 
間に10分の休憩を挟んで2時間24分。
非喫煙者(というかタバコ嫌い)なのに喫煙させられる人から「煙いからあまり前の席へ来ないほうがいいよ」と聞いていたんで上手側中段辺りにいたんだけど……でも煙かった。他にも咳き込んでる人いたからどの席でも煙かったんだろうな。
どっちの演目でも喫煙シーンがあって、「恋人」は主に上手で、「コレクション」は最初中央下手寄りで持ちタバコ状態の他に中央上手側でも火をつけてたから、どこにいても煙は来るよな。
でも、この芝居の小道具にタバコって必要だったんだろうか。台詞にタバコの火を貸せってのがあったけど、実際に火が点いてるタバコを持ってる必要はなかったような。吸引して煙を吐いて見せるだけなら電子タバコってモノもあるんだし。というか、タバコ持たせちゃった方が簡単に表現できると思ったんだろうな。そこを工夫するのが演出の腕の見せ所なんじゃないかと思うんだけど。
「コレクション」の方で「白い子猫」が出てきて、実際にはぬいぐるみだったんだけど演出家がどうしても本物の猫を使いたがってたって話も聞いてるんで、喫煙も演出家のこだわりだったんだろうか。先月末に厚生労働省から都道府県や保健所宛に「公共の場所は全面禁煙に」って通知が出たとこなのに。まぁ裸火の使用許可を出すのは保健所でなく消防署だからな。
そうそう、「コレクション」では床に横になる場面が2度あったんだけど、客席寄りの床でだったから横になってる人が前の人の頭で見えなかったっけ。座っている位置より前にお客さんの頭が無ければ見えるんだけど。ここは結構段差のある客席だったけど舞台の中央より後寄りじゃないと見るのは無理だと思う。セットがあるからその位置で演じるのは無理だけど。
昔映画館だったから椅子の座り心地はいいよって聞いてて、確かに最初からある椅子はよかったんだけど、通路部分にパイプ椅子を出しててそこも埋まってたから、見に行くときは早めに席を確保した方がいいと思う。(隣の人は椅子に鞄を置いてから食事しに行ってた)