夕べ、下北沢の楽園という小劇場へ行ってきた。
演目はメアリー・スチュアート
ちゃんとした感想は会場で見かけたこの人とかこの人とか参照。
下北沢の南口ってあったから井の頭線で行ったら改札までが距離あった。小田急線の方が便利みたいだな。南口と北口は改札出てから分かれるのか。
南口出てすぐのマクドナルドの角左折して……と思ったら改装中で閉まってて見落としそうになった。で、その先のファーストキッチンの角左折したらちょっと先左手に看板が見えて場所はすぐ判った。
場所確認した後時間があったから夕飯食べて……開場5分前くらいに戻ってきたら入り口に「本日完売御礼」の貼り紙が。場所確認したときにはなかったと思うんだけど。
地下に降りる階段の突き当たりに受付があって。もぎりもそこだったな。そこから会場に入ると真ん中に柱があって。だからL字の線の部分に客席で角が舞台という配置。客席は段差になってるから座高の高い人の後ろにならなければ舞台が見えないってコトはないんじゃないかな。
今回下手側の客席の端に居たんだけど、席の位置によって顔が見えたり後姿になったりするからまた場所を変えて見ると面白いんじゃないかと思った。
セットはテーブル1つと背もたれ付の椅子が2つ、座面だけの椅子が1つ。小道具で扇子だの手鏡だの燭台だの出てきたけど必要最低限って感じかな。上手側客席の頭上が調整室になってたのかな。照明も動き回ったりしないシンプルな感じで、でも明暗がはっきりしてて話の進行に乗り易かったように思う。
そういえば開場してからずっと「ぽたっ……ぴちゃん……」って水音がBGMにあったんだけど、音が消されたのってどの時点でだったんだろう。開演してから、そういえば音がなくなってるって思ったんだけど。
舞台は「スコットランド女王メアリーと乳母ケネディ」「イングランド女王エリザベスと侍女ナニー」という組み合わせで進んでいくんだけど、出演者が2人だけだから役の入れ替わりをしながらなんだよね。どっちも従者の衣装に1枚羽織って主ってパターンだったんだけど。メアリーとナニーは衣装の違いで見分けるのが一番簡単だった(ナニーのキャラが従者にしては態度がデカかったせいか?)ように思えるけど、エリザベスとケネディはもし同じ衣装でいたとしてもどっちの役なのかわかるくらい姿勢や口調が違ってたな。
芝居の途中で歌ってる場面が2回あったんだけど……メアリーのソロは機嫌が良いときなら歌うこともあるさ、でいいけど、メアリーとエリザベスのハモりって。2人共歌手だから歌えるし表現としても手っ取り早い方法なんだろうと思うけど……ミュージカルなら違和感ないと思うけどね。
ついでにその歌にはエリザベス退場後に「怪獣グリュプスの鼻をして」って歌詞が出てくるんだけどグリュプス(グリフィン)と「かわいい豚さん」はどう繋がるんだろうか。
出演者はどっちも出ずっぱり。暗転や柱の影での衣装の着脱くらいしか視界から消えない状態だった。
上演時間は1時間40分。終演後初日打上げって客席にコップが配られてたけど、その準備でシャンパンの栓を開けるとき、古坂さんは何の事なく普通にいい音させて開けてたのに、花木さんはずいぶんと苦労してたな。その様子を見てるお客さんがとても心配そうな、代わりに開けちゃいたそうな素振りしてたな。