夕べ、音の箱へ行ってきた。
出演者はVo.花木佐千子、Pf.中島梓、B.山下弘治
 1ステージ目*1
再会(あっさりヴァージョン・通常ヴァージョン)
行かないで(歌ってる人が多い訳詞・(普段花木さんの歌っている)直訳に近い訳詞)
枯葉(日本語で普通に・原語でジャズっぽく)
愛の賛歌(歌ってる人が多い訳詞・直訳に近い中島書き下ろし詞)
 2ステージ目
孤独
愛する時
無造作紳士
綱渡り
ヴァンヌの幻想
ウイスキーが水に
愛しかない時
 3ステージ目
メリーゴーランド
紅椿
二の腕
みずうみ
ハーメルン
を・み・な〜情死の章
ラッツォの晩餐
 アンコール
聞かせてよ愛の言葉を
 
客席はいつもここで花木さんのときに見ない人がたくさん。
賑やかな女性の一団は聞こえてきた話の様子からすると先月の「パロの舞踏会」に参加した人達かな。
3ステージ目で中島さんが「を・み・な」を花木さんのイメージで書いたという話が出たとき「眠りの森の白の妖精さん役の私しか知らない人達も来てるのに」って言ってたな。翌日は孫悟空三蔵法師役をやるのにそんな気分になれなくなっちゃうとも。
カウンターの中の人が多分初めて見た人だったんだけど、いろいろ立てる音がやたら大きかったな。洗い物の水音とかお皿を置くときの音とか。歌声がピアニシモのときもかき消す勢いでバシャバシャ洗ってたし。普段花木さんが出てる日のカウンターの人はそんなにうるさくないから余計気になったんだけど。
そういえば今回はあまりタバコの臭いがなかったような。吸う人はオーナーといまおかさんくらいだったのかな。
「再会」って花木さんで聞くのは珍しいような。あっさり淡々と歌った後、同じ歌詞で思いっきり芝居っ気たっぷりに歌ったのはとても差があって面白かったな。
「行かないで」や「愛の賛歌」は歌う人によって使う訳詞が違うからいろいろあるのは知ってたけど、同じ人で聞き比べなんて機会ないもんな。今回書き下ろしの「愛の賛歌」って美輪明宏訳のとほぼ一緒だったな。どっちも直訳に近いからなんだろうけど。
中島さんのオリジナル曲といつもと違う歌詞で歌う分は譜面見ながらだったけど、覚えるのは難しそうだよね。特に歌詞が違うのはごっちゃになりそうだし。
何曲か伴奏のテンポが普段聞いてるのより遅いのがいくつかあって、最初の方では花木さんってば入るタイミングが待ちきれなかったのかな?なんてのがあったり。「無造作紳士」では歌い始めから「もっと早く!」って歌い方で引っ張ってっていつもの速さに持ってってたりしたけど。
今後の宣伝があまりなかったのも珍しかったかも。
「まだ詳細未定だけど、4/7にMANDALAで「音と言葉〜」系のライブを予定してる」ってのと、来月の銀河劇場のライブのがあったけど。
そうそう。この日の花木さんの衣装はここにあるんだけど以前どこかで見たなと思ったらこれと同じものだったんだな。画像だとわからないけど背中がウエストの辺りまで大きく開いているんで覚えてたんだよな。

*1:ヴァージョンはMCの説明から