■

感想を一言で言うと……長かった。
ここで見かけて、タイトルから検索してみたら初演や今回のあらすじが出てきて面白そうだったのでチケットを取ってみた。
元々2階希望だったんでB席狙いだったんだけど、ローソンチケットもｅ＋も売り切れで@piaで平日のB席しか残ってなかった。客席は全部埋まってたから、当日のみ発売のZ席も完売してたんだろな。
この話に使われている童話はジャックと豆の木、シンデレラ、ラプンツェル、赤頭巾。2幕のトッピングで白雪姫と眠り姫。全部の話を繋げる都合で多少変えてある部分もあったけど。
セットは森の中で木々が可動式。移動させるのは床の溝というか道の部分に合わせて直線なんだけど位置の組み合わせと照明でかなり雰囲気が変わるもんだな。開幕時には手前に3〜4ｍ四方の背景に可動式の扉付セットが3つ並んでいて、屋内のシーンと進行役の説明で始まって、その後みんな森へ出かけていく設定で、出かけた場面でセットを上へ飛ばしていたな。1幕終了後2幕の準備でそのセットが降りてきたときには2幕用に準備された状態だったり。
1幕はめでたしめでたしで終わるんだけど、ちゃんと2幕への伏線も張ってあるんだよね。2幕は随分あっさりとキャラを片付けてくな〜とか思ったんだけど……後から考えると収拾つけるための最低限くらいしか片付けてなかったりするんだな。見方によっては(?)かなり風刺が聞いている内容だったかも。
セットの手前に穴が開いてて、中央を除いて金網が張ってあって、そこにはオケが入ってたり。開けてある部分の真下には指揮者がいるのが見えてたり。舞台中央のセリも結構使われていたな。開いているときにはあまり近くまで行かないような動きになってたけど。
お姫様が2人だから王子様も2人出てきて……片方は赤頭巾の狼かな？パンフ買わなかったんで配役までチェックしてないんだけど。この狼と魔女がよかったな。