ということで(?)、昨日は「孫悟空」を見に行ってきた。
東京都児童会館で対象は小中学生なんだけど一般の人も入れると聞いたので……一応小学生の親子と一緒ってことになってたけど。
入場無料ということでか去年の同じ公演は「定員の倍の人が来て半分は入れずに帰った」と聞いたので、13時開場だったけど11時くらいに行ってみた。会館入り口のインフォメーションのお姉さんに尋ねたら「12時過ぎたらホール入り口に列が出来るから、様子見て並んでください。」……この時点では誰も並んでなかった……
入り口付近に丁度いい段差があったので腰掛けてゲームしてたらぽつぽつと家族連れが増えてきて……最初は父親一人を残して母親と子供が食事しに行くってのが多かったかな?12時前辺りからは床に新聞紙広げてお弁当ってのも増えてたけど。
今回は雨だったからか、来た人は全員入れたんでないかな?舞台全体が見えるほうがいいなと開場してすぐ2階へ行ったら10分くらい誰も来なくて……だんだん人が増えてはきたけど私の両隣は空席だったし。
花木さんが三蔵法師を演ると聞いて見に行ったんだけど他の人を見てたかも。孫悟空は何気ないようなちょっとした動作が猿だったりとか、本性を現してからの紅孩児の腕白というか小憎らしい感じとか。教育ママな鉄扇公主とか恐妻家の牛魔王とか。三蔵法師の歌はあまり高音がなくて(コーラス部分では観音様の方が上を取ってた?)もうちょっとキーの低い人向けの曲っぽい感じだったような。
結構ギャグが多くて、子供の反応がよかったな。牛魔王とか鉄扇公主とか怖そうな役の人がギャグやるのは子供を怖がらせないってのもあるのかな?ぁ、そうそう。1幕は場面転換で暗転するとぐずってる声が聞こえてきたりしたな。2幕ではあまり聞こえなかったけど。そのかわり音楽にあわせて手拍子が自然発生してたりしたけど。
上演時間が2時間で、1幕終わった時点で1時間経ってたからどうなるのかなと思ったら、15分の休憩の後2幕が終わって2時間2分だったのはなんか見事って思った。話は火焔山の火を消してそこを通過していくところまでだったんだけど。
この芝居での三蔵法師って、孫悟空を手下にした以降は道をひたすら進んでいくだけの何の力も無い役なんだよな。道を切り開いていくのは今回の話の部分では悟空だし、妖怪に捕まって絶体絶命のピンチって場面ではタイミングよく観音様が助けてくれてるし。教えを布教していくって部分はあったけど