最近こんな記事を見た。
 電気加熱式の無煙たばこ JTが12月12日発売
記事の内容は、JTのサイトの「「プルーム」「たばこポッド」(7銘柄)、2013年12月12日新発売」から。ここには「本物のたばこ葉を使用している」「「パイプたばこ」として財務省の認可を受けています」という文字があるけど、厚労省の承認を取ったという文字はなく。
数年前、電子タバコからニコチンが検出されたときに厚労省からでた通知には「原則として、ニコチンを含むカートリッジは薬事法第2条第1項に規定される医薬品に、当該カートリッジ中のニコチンを霧化させる装置は薬事法第2条第4項に規定される医療機器に、それぞれ該当します」と明記されているから、この商品はカートリッジが医薬品で本体が医療機器になるんだよね。
上記の通知の後に出た消政調第185号には「2 11銘柄の製品以外の製品についても、ニコチンが含まれている可能性があることから、薬事法に抵触する製品の販売中止や回収等の指導監督の徹底を図ること」とあるから、販売中止になるべきものだよね。
JTの子会社の鳥居薬品の建物内には日本製薬工業協会とか公益社団法人東京医薬品工業協会が入っているから、厚労省や業界団体の動きは筒抜けなんだろうと思うけど。
ちなみにトリイビルのロビーにはタバコの自販機と入口脇には日当たりのいい喫煙室があるんだよね。