今日の行き先。

本日初日。土曜日の昼は完売だとか。
上演時間は1時間45分で途中休憩はなし。
原作は読んでないけど、うん。実際にここまで徹底はしてないけど、こんな感じの人っているよね。って内容な話。
セットは背景に白樺林の絵とその前にベンチ。いい具合に配置された白樺が3本。
人の出入はあるけど、暗転はあまりなかったな。
主人公の設定が貴族とか修道院がどうこうって出てくるから昔の外国が舞台なのかと思ったら、オリンピックが招致されたら市役所前の国道を競歩の折り返し地点にとか国分寺北口なんて地名が出てきたり。甲州街道の調布辺りに東京オリンピック競歩折り返し地点の表示があるから、あの辺りの設定だったのかな。
この台本書いた人って喫煙者なんだろうな。小道具で煙草使ってるし、喫煙者があたりまえに取りそうな行動させてるし。
ちゃんとライターのガスは点火しないように抜いてあるんだろうけど(事前に消防署へ届出しなければ舞台上は火気厳禁)、咥え煙草でライターをカチカチ鳴らされると、やっぱり煙くなるのか?って不安になるんだよな。
最初にかなり胡散臭かった人物が最後にいい人ぶっている場面があったけど、そこでの主張も喫煙する人寄りのものだったし。
男性の登場人物を女性が演じるってのは結構アリなんだな。逆だと違和感大きそうだけど。
現実じゃないってはっきりわかる分、安心して見てられるってのもあるかな。色恋沙汰の話でも生臭みが無いというか。