今日は生憎の雨だったけど、内幸町ホールってJR新橋駅銀座口から目の前の地下鉄入り口を降りれば地上へ出ずに行かれるんだよね。
タイトルが「ピアフという女 〜いさらい香奈子 エディット・ピアフを歌う〜」。
全曲ピアフで、しかも訳詞が全部いさらいさんによるもの。
ステージ中央奥下手寄りにピアノで上里知己、同じく上手寄りにアコーディオンの横山信也。その更に上手側にアンティーク調の椅子と本という配置。
椅子に座って本を読んだり、オフマイクでピアフの独白を演じるのと歌とでピアフの生涯を現していってたな。
マルセル・セルダンとの手紙のやり取り(受け取った手紙を読む形)では男性のゲストが下手側に出てきてたのもあったけど。
セットリストは
- 私の兵隊さん
- すり切れたレコード
- 世論
- あたしの街でダンスパーティ
- アコーディオン弾き
- バラ色の人生
- あんたが寝てるとき
- パリ(映画「粘土の手を持つ男」より)
- しあわせ
- 愛の賛歌
- 群集
- 神よ 憐れみたまえ
- 愛の傷あと
- パダン・パダン
- ミロール
- いいえ、私は後悔しない
- 笑っちゃうわね
- 私の神様
- 終わりは知らない
アンコールで
- 日々ある限り
の全20曲。途中休憩なしで1時間半ちょっと。
一番面白いなと思ったのは「世論」かな。今でもそうだよねって歌詞だし。
照明もステージの上もシンプルで、でもだから奥行きがある、みたいな感じだったな。
背景の黒幕を引くか白いところに照明で色を付けるか、それも何色にするかで雰囲気がかわっちゃうのもよくわかったし。